以下、ツイッターからの転載です。 最近なんかゲーム配信が重いとかいう人が結構いるのでポイントをつぶやいておこうかな なお、対象となる環境はFME+SCFH DSFを使用してる環境です。 1.配信解像度を下げる。但し注意すべきなのはエンコーダのINPUT、OUTPUTはいじらないこと。ここを一致させないと余計重くなります。縮小処理はSCFHなどに任せ、FMEでの縮小処理は絶対避けましょう。 ※1280×720(720P)のゲーム画面を、SCFHDSFで1/2に縮小して配信する設定例 FME上でのSCFH DSFの取込解像度(DeviceでSCFH DSFを選択し、その横のスパナマークをクリックして設定可能)、INPUT、OUTPUTの3つの数値を一致させること。 2.フレームレートを下げる。RTSであれば許容できるぎりぎりのフレームレートは12ぐらいなので、重い場合はそこを下限と考えて少しずつ下げましょう。但し、SCFHの取り込み時のフレームレートもあわせて下げないと画質が大幅に劣化します。 3.H264ではなく、VP6を使う。H264は非常に綺麗ですが、VP6と比べるととてつもなく重いので、スペックに不安のある方はVP6を素直に選びましょう。 4.特殊だけどキャプチャボードを使うという手。キャプチャボードを使うと、フルスクリーン状態でもゲーム画面を取り込めるので、ウィンドウモードと比べ、ゲーム自体が軽くなります。 5. 適切なビットレートを選択する。VP6はビットレート低すぎても、高すぎてもだめなので気をつけましょう。(正確には下げると軽くなるけど、動画は破綻するという意味。破綻しない程度にあげること)。H264はビットレートをあげるほど極端に重くなりますので、重いと感じたら下げてみましょう。 ※VP6はビットレートあげてもそれほど負荷は変わらないようなので、回線に余裕があるならかなり引き上げても大丈夫です。 ・おまけ(以下はツイッターではつぶやいていません) justinとustreamの比較について少し残しておきます。 ustream:利用者がjustinよりも多く、日本語にもちゃんと対応している。ビットレートは上げすぎると配信が止まったりする。後、動作にブラウザが必須のため、justinよりは動作が重い。視聴者は再生時に画面下部に宣伝バナーが表示される。 justin:利用者はustreamよりは少なく、日本語はおかしい。ビットレートはustreamと比較して、かなり引き上げることが可能。ブラウザを使わなくて良いため、ustreamより軽い。視聴者は初回再生時にCMが入ることがある。CMの後、再生ボタンを押すことにより視聴可能になる。F5押しちゃだめ。